おもちゃショー 新型コロナ5類移行後に集まって楽しむ 東京

最新のおもちゃを集めた展示会が東京で開かれ、新型コロナの5類移行に伴い、友達どうしで集まって楽しめるおもちゃなど、多くの商品が紹介されています。

東京 江東区で開催されている「おもちゃショー」には、各メーカーなどがおよそ1000のブースで3万5000点ほどのおもちゃを出展しています。

このうち「ラーメンを冷ます顔」や「梅干しを食べた顔」といったお題に合わせて顔を枠にはめ、周りの人が何の表情をしているか当てるゲームは、新型コロナの5類移行を背景に、友達などが集まってマスクを外して楽しむことができます。
また猫のぬいぐるみを診察するおもちゃは、コロナ禍のペット人気の高まりに、子どもたちの好きな“お医者さんごっこ”を組み合わせて開発されました。
このほか、ボードゲームなど親戚や友達などが集まって遊べる定番のおもちゃも数多く展示されていて、4年ぶりに一般公開されていることもあり、会場は多くの家族連れなどでにぎわっています。

日本玩具協会によりますと、おもちゃの国内の市場規模はトレーディングカードの人気などを受けて、昨年度、9525億円と過去最高になったということです。

子どもと訪れた父親は「昔、自分が遊んだものもあり懐かしいです。親子でゲームを楽しみたいです」と話していました。

「おもちゃショー」は、東京 江東区の東京ビッグサイトで11日まで開かれています。