大雨被害の愛知 豊橋「り災証明書」申請相談など 休日窓口開設

先週末の記録的な大雨で大きな被害が出た愛知県豊橋市では、公的な支援を受けるのに必要な「り災証明書」の申請の相談や、支援策の案内などを行う市の相談窓口が、閉庁日の10日と11日、臨時で開かれることになり、午前中から住民が相談に訪れています。

先週末の記録的な大雨で、豊橋市では、住宅や農地の浸水が相次ぐなど大きな被害が出ました。

市では被害にあった住民に「り災証明書」の申請の相談や、支援策の案内などを行う相談窓口を市役所に開設していますが、平日に来られない人のため、閉庁日の10日と11日も臨時で開くことになり、午前中から住民が次々と訪れています。

訪れた人たちは、被害を受けた自宅の状況などを説明したり、書類に書き込んだりして、必要な申請などを行っていました。

相談に訪れた60代の男性は「水が部屋まで入ってきて寝られる状況ではなかった。ゴミだけはしょうがないので相談にきた。土日に相談できるのは助かる」と話していました。

豊橋市では、10日と11日、平日と同じく午前9時から午後5時まで相談を受け付けます。

また、週明けの今月12日から16日までの期間は、市の北部の石巻地区にも窓口を増設して、相談に応じることにしています。