マラソンランナー川内優輝の足形 神社に奉納へ 埼玉 川越

マラソンランナーの川内優輝選手の足形をかたどった記念の石が、埼玉県川越市の神社に奉納されることになり、9日、川内選手が神社を訪れ、型を取りました。

川越市中心部にある川越八幡宮の境内にある民部稲荷神社は、足腰の健康に御利益があるとされ、マラソン選手などが参拝に訪れています。

今回、埼玉県庁に勤務していた元公務員ランナーでその後、プロとして活躍する川内優輝選手の足形をかたどった記念の石が奉納されることになり、9日、川内選手が神社を訪れました。
川内選手は参拝のあと、いすに座って粘土状の素材に両足を入れて、10分ほど固まるのを待ち、そこに石こうを流し込んで型を取っていました。
また、座右の銘を彫った石も奉納されるということで、川内選手は色紙に「現状打破」と書いて披露していました。
川内選手は「マラソンに興味のある人に見てもらったり、未来の子どもたちがマラソンに挑戦したりしてくれるようにという思いを込めて、足形をとりました」と話していました。

川越八幡宮の禰宜の榊原祥光さんは「市民ランナーの参拝が多い神社なので、マラソンに携わる皆さんに見ていただきたい」と話していました。

川内選手の足形をかたどった石は7月中旬にお披露目される予定で、訪れた人が足を合わせることもできるということです。