ゼレンスキー大統領のドキュメンタリー映画上映会 早稲田大学

ロシアによる侵攻が続くウクライナの現状について考えてもらおうと7日、東京の早稲田大学でゼレンスキー大統領を追ったドキュメンタリー映画の上映会が開かれました。

この上映会は、アメリカのNPO団体が各国で開いているもので、7日は東京 新宿区の早稲田大学の講堂に学生などおよそ40人が集まりました。

上映された映画は、アメリカの俳優ショーン・ペンさんが共同監督を務めた「SUPERPOWER」です。

この映画は当初、ゼレンスキー大統領がコメディアンから大統領になるまでを追いかける内容になるはずでしたが、撮影中にロシアによる侵攻が始まったため、厳しいウクライナの状況を伝えるドキュメンタリー作品になったということで、参加した人たちは真剣な面持ちで見入っていました。

上映のあと、ウクライナ大使館のセメニューク公使参事官が「ウクライナが自由のために戦っていることに関心をもち、応援していただきありがとうございます」とあいさつしました。

参加した大学4年生の女子学生は「自分と同じくらいの若い女性が武器を持って立ち向かっている姿にショックを受けました」と話していました。

また、大学4年生の男子学生は「ゼレンスキー大統領とウクライナ市民がどのように戦ってきたのかを見ることができた。関心を持ち続けることが必要だと感じました」と話していました。