ネット投票を可能にする法案 立民と維新が国会に提出

選挙の投票率の向上に向けて、立憲民主党と日本維新の会は、2025年の参議院選挙からインターネットを利用して投票できるようにするための法案を共同で国会に提出しました。

立憲民主党と日本維新の会が提出した法案は、従来の投票所での投票に加え、インターネットを利用して、スマートフォンなどで公示日や告示日の翌日から投票日の前日までの間、24時間いつでも投票できるようにするもので、2年後の2025年に行われる次の参議院選挙から導入するとしています。

また、投票の記録を保全し、選挙に関する情報システムの安全性を確保するとともに、有権者の本人確認を確実に行うことなどで、選挙の公正を図ることも盛り込まれています。

立憲民主党と日本維新の会は今後、国会での新たな連携は行わない方針ですが、すでに検討を進めている残る2つの法案については、今の国会に共同で提出したいとしています。