“カズ” 現役続行へ トレーニング再開 複数オファー明らかに

サッカーの元日本代表で56歳のカズ、三浦知良選手が現役続行に向けて5日から大阪府内でトレーニングを再開しました。複数のクラブからオファーを受けていることを明らかにし「自分がしっかりとした目標を持ってやれるところがいい。今月中に決めたい」と話しました。

三浦選手はプロ38年目の今シーズン、2月からポルトガル2部のオリベイレンセに期限付きで移籍して3試合に出場し、リーグの最年長出場記録を更新しました。

先月末の帰国から6日たった5日、三浦選手は現役続行に向けて大阪府内の施設でトレーニングを再開し、専属のトレーナーとのパス回しや体幹を鍛えるトレーニングなどで軽めのメニューをこなしました。

そのあと取材に応じ「ヨーロッパでやっている選手はオフに入るが、僕の場合、今シーズン実質5か月ほどしか稼働していないので準備をしないといけない。徐々に強度を上げていきたい」と話しました。

注目の移籍先については「何チームか話をくれたところもあるし、実際に話をしたチームもある。しっかりと話を聞きたい」と述べ、複数のクラブからオファーを受けていることを明かしました。

そのうえで「自分がしっかりとした目標を持ってやれるところがいい。サッカー選手なので試合に出られるかどうかもポイントにしたい。今月中には決めたい」と話しました。

三浦選手は、今月12日まで大阪府内の施設でトレーニングを行い、そのあとは昨シーズン、プレーしたJFLの鈴鹿ポイントゲッターズや、所属先のJ1、横浜FCの施設で調整を続けるということです。