サッカー アルビレックス新潟 伊藤 ベルギー1部リーグ移籍へ

サッカーJリーグ、アルビレックス新潟は攻撃の柱、伊藤涼太郎選手がベルギー1部リーグのシントトロイデンに移籍することで基本合意したと5日発表しました。

25歳の伊藤選手は、昨シーズンからアルビレックス新潟でプレーし、J2優勝とJ1昇格に貢献しました。

今シーズンは、J1リーグでここまで7得点。

4月のアビスパ福岡戦で、1試合3得点のハットトリックで、劇的な逆転勝利を呼び込むなどチームの攻撃の柱として活躍してきました。

アルビレックス新潟は、ベルギー1部リーグのシントトロイデンと交渉を続けた結果、このほど完全移籍することで基本合意し、伊藤選手は今後、メディカルチェックなどを経て、正式契約を結ぶ予定だということです。

シントトロイデンは来年、創立100年を迎えるクラブで、ヴィッセル神戸の指揮をとった経験のあるトルステン・フィンク氏を新しい監督に迎えます。

伊藤選手はクラブを通じて、「サポーターの皆さんからたくさんの愛情を注いでいただいたことに心から感謝しています。J1昇格を新潟全体で喜び合えたことが本当にうれしい瞬間でした。自分の活躍を届けられるように努力を続けていますので、これからも応援していただけるとうれしいです」とコメントを発表しました。

伊藤選手は、今月11日にホームで行われるJ1リーグ、京都サンガとの試合後にサポーターにあいさつすることにしています。