NEC ビジネス利用する生成AIの提供視野に研究開発を進める

「ChatGPT」などの生成AIが急速に広がるなか、NECの森田隆之社長は、NHKなどのインタビューで、ビジネスで利用するための生成AIの提供を視野に研究開発を進めていることを明らかにしました。

NECの森田社長は、NHKなどのオンラインインタビューに応じ、生成AIについて「インターネットの登場と匹敵するぐらい、社会のあらゆるところに影響を及ぼす」と述べました。

そのうえで、「ビジネスで責任をもって生成AIを利用するためには、誤情報や著作権の課題がある。個別の環境での利用が進んでくると思うので、安心して日本語で使えるものを提供する準備をしている」と述べ、ビジネスで利用するための生成AIの提供を視野に研究開発を進めていることを明らかにしました。

AIをめぐっては、
▽LINEが、生成AIの技術的な基盤となる「大規模言語モデル」の研究を進めているほか、
▽IT大手のサイバーエージェントが、日本語に特化した生成AIに向けて研究を進める方針を示すなど、企業の間で開発に向けた動きが相次いでいます。