テニス 全仏オープン女子ダブルス 失格の加藤未唯がSNSで謝罪

テニスの四大大会の1つ、全仏オープンの女子ダブルス3回戦で、加藤未唯選手が相手側のコートに打ったボールがボールガールに当たって失格となったことについて、自身のSNSで「ボールガールや応援してくださる皆さんにおわび申し上げます。故意ではありませんでした」などと謝罪のコメントを投稿しました。

加藤選手は、4日、全仏オープンの女子ダブルス3回戦の第2セットで、相手側のコートに打ったボールがボールガールに直撃し、これが危険な行為と見なされて加藤選手のペアは失格となり、敗退しました。

これを受けて、加藤選手は自身のSNSに「ボールガールやペアを組むスーチャディ選手、それにチームと応援してくださる皆さんにおわび申し上げます。故意ではありませんでした」などと投稿し、大会の主催者から賞金とポイントを没収される処分を受けることを明らかにしました。

また、加藤選手は5日、混合ダブルスの準々決勝に出場する予定で「前を向いて、全力でプレーしたい」とつづりました。

一方、対戦相手でチェコのマリエ・ボスコバ選手とスペインのサラ・ソリベストルモ選手のSNSには、2人の対応を非難するコメントが相次ぐなど、波紋が広がっています。

2人の選手のSNSには「相手を失格させるよう要求した」、「恥を知れ」、「最低のスポーツマンシップ」、などのコメントが相次ぎました。