女子バスケWリーグ新会長に元日本代表 原田裕花さんが就任

バスケットボール女子、Wリーグの新たな会長に、元日本代表のキャプテンで、アトランタオリンピックの7位入賞に貢献した原田裕花さんが就任することになりました。

今シーズン14チームによって争われたWリーグは、課題となっている認知度の拡大につなげようと、知名度と発信力に期待して、おととし6月から映画監督の河瀬直美さんが会長を務めてきました。

関係者によりますと、河瀬さんは、2年間の任期を迎えたため、先月いっぱいで退任し、元日本代表でキャプテンを務めた経験もある原田さんが新たに会長に就任することになったということです。

原田さんは山口県出身の55歳で、バスケットボール選手として1987年に共同石油、現在のENEOSに入りチームの司令塔として活躍しました。

日本代表が20年ぶりのオリンピック出場を果たした1996年のアトランタ大会ではチームの7位入賞に貢献し、引退後は解説者などとして活躍しています。

Wリーグは引き続き、認知度やファン層の拡大が課題となっていて、東京オリンピックで銀メダルを獲得して注目を集めたバスケットボール女子の人気をどう継続させていくのか、問われることになります。