NHK学生ロボコン2023 豊橋技術科学大学が2年連続優勝

全国の学生たちがみずから製作したロボットで技術やアイデアを競う「NHK学生ロボコン2023」が開かれ、愛知県の豊橋技術科学大学が2年連続で優勝しました。

大会は東京 大田区の体育館で開かれ、全国の大学や高等専門学校から事前の審査を通過した22チームが出場しました。

ことしの競技は対戦形式の「輪投げ」で、カンボジアの世界遺産、アンコールワットに見立てたフィールドに設けたポールに2台のロボットを操作して輪を投げ合います。

最終的にポールの一番上に輪を入れたチームの得点となり、3分間の試合時間内により多くの得点を獲得するか、11本あるポールのうち8つで得点した時点でゲームが終了します。

決勝戦では豊橋技術科学大学が開始1分足らずで8つのポールに次々と輪を投げ入れて勝負を決め、去年に続いて優勝して8月にカンボジアで開かれる「ABUアジア・太平洋ロボットコンテスト」の出場を決めました。

豊橋技術科学大学のリーダー廣本一真さんは「世界一を目標に掲げて機械を改良してきました。日本一になったからには絶対に世界一を取りたいです」と話していました。

大会の模様は7月17日の午前10時5分から、総合テレビで放送されます。