青森県知事選挙 元青森県むつ市長の宮下宗一郎氏 初当選

20年ぶりに新人のみによる争いとなった青森県知事選挙は、無所属で、元青森県むつ市長の宮下宗一郎氏(44)が元青森市長の新人らを破り、初めての当選を果たしました。

宮下氏は44歳。

国土交通省を経て、平成26年に、むつ市長だった父親の死去に伴う市長選挙で初当選し、3期目を務めていました。

今回の選挙戦で、宮下氏は、企業誘致などで若者の働く場を確保し、人口減少に歯止めをかけると訴えたほか、農業従事者などの所得向上を掲げました。

宮下氏は「これからは、政策で日本をけん引する青森県にしていきたい。私が県のリーダーとしてこの『青森新時代』を大きく前進させ、120万の県民と一緒に歩んでいく」と抱負を述べました。

今回の県知事選挙の投票率は57.05%で、前回・4年前の選挙を16.97ポイント上回りました。