レッドソックス 吉田正尚 ダブルヘッダー2試合で計3安打

大リーグ、レッドソックスの吉田正尚選手が、3日に本拠地ボストンで行われたレイズとのダブルヘッダー2試合に出場し、タイムリーツーベースを含むヒット3本を打ちました。

第1試合で2安打

大リーグ1年目の吉田選手は、初めてのダブルヘッダーで、第1試合は4番・レフトで先発出場し、6回、チームが5対4と逆転して、なお2アウト二塁で迎えた第4打席で、レフトへタイムリーツーベースを打ちました。

8回の第5打席は、セカンドへの内野安打を打って、今シーズン22回目の複数安打をマークしました。

第1打席はセカンドゴロ、第2打席は空振りの三振、第3打席はフォアボールで、第1試合は4打数2安打1打点でした。

レッドソックスは8対5で勝ちました。

第2試合で1安打

第2試合は3番・指名打者で先発出場し、1点を追う4回の第2打席でレフトにツーベースを打ち、後続のタイムリーで同点のホームを踏みました。

1回の第1打席はセンターライナー、5回の第3打席はファーストゴロ、7回の第4打席はセカンドゴロ、9回の第5打席はフォアボールで代走を送られて交代し、第2試合は4打数1安打で、打率は3割1分4厘になりました。

レッドソックスは2対4で敗れました。

吉田「1日が長かった」

吉田選手は大リーグで初めて経験したダブルヘッダーを終えて「日本のプロ野球ではやったことがないので、大学か高校の時以来だと思う。1試合目は守備について2試合目は指名打者だったので、運動量的には少し落ちた。寒暖差があり体感温度が寒かったので、そこを気をつけながらやった。試合と試合の間は1時間くらいゆっくりして準備ができたと思うが、1日が長かった」と振り返りました。

また、自身が出場して優勝したWBC=ワールド・ベースボール・クラシックで日本代表を率いた栗山英樹監督の退任については、「本当に疲れていると思うので、ゆっくり休んでいただいて、また指導してほしいと思う」と話していました。