埼玉 川越 中学校で生徒11人が体調不良訴え 理科の実験後に

2日午前、埼玉県川越市の中学校で、理科の実験のあとに生徒11人が頭痛などの体調不良を訴えました。
いずれも症状は軽いということで警察が詳しい状況を調べています。

2日午前11時半ごろ、川越市立霞ケ関中学校の校長から「理科の授業を受けた生徒が体調不良を訴えた」と消防に通報がありました。

警察によりますと、理科室で実験の授業を受けていた中学2年生の35人のうち、男女11人が授業のあと、次々と頭痛や吐き気を訴えたということです。

11人は病院に運ばれましたが、いずれも症状は軽く、帰宅したということです。

市の教育委員会によりますと、理科室では硫黄と鉄の粉末を試験管に入れて燃焼する実験が行われ、実験中は窓を開けていたということで、警察が詳しい状況を調べています。

市の教育委員会は「内容を十分確認したうえで再発防止に向けて対応します」と話しています。