米 町が所有の白鳥5羽を盗んだ疑い 10代の3人逮捕 1羽は食べる

アメリカ・ニューヨーク州で、町が所有する白鳥5羽を池から捕獲したとして、10代の3人が窃盗などの疑いで逮捕されました。
このうち1羽は食べたということで、警察などが詳しい状況を調べています。

地元警察などによりますと、ニューヨーク州北部のマンリアスで、町が所有する雌の白鳥「フェイ」と4羽のひなを池から無断で捕獲したとして、先月30日、16歳から18歳の3人が窃盗などの疑いで逮捕されました。

4羽のひなは容疑者の自宅などで見つかりましたが「フェイ」は3人が家族などと食べてしまったということです。

16歳と17歳の容疑者はその後釈放され、18歳の容疑者は近く、裁判が開かれる予定です。

地元警察は記者会見で「3人は白鳥ではなく大きなかもだと思っていたようで、町の所有物だということを知らなかったとしている」と説明し、警察などがさらに詳しい状況を調べています。

白鳥は、この町のシンボルになっていたということで、保護されたひなたちは今後6週間、専門家に育てられたあと、池に戻される予定です。