株価 値上がり バブル期以来33年ぶりの高値更新

2日の東京株式市場は、アメリカの議会上院が債務の上限を一時的になくす法案を可決し、アメリカ国債の債務不履行が回避されたことを受けて買い注文が広がり、日経平均株価と東証株価指数=トピックスはいずれも終値としてバブル期以来33年ぶりの高値を更新しました。

▽日経平均株価の終値は1日より376円21銭高い、3万1524円22銭、
▽東証株価指数=トピックスは33.41上がって、2182.70となり、いずれも終値として33年ぶりの高値を更新しました。
▽一日の出来高は13億4221万株でした。

東京株式市場、株価は上昇し、日経平均株価と東証株価指数=トピックスはいずれも終値としてバブル期以来33年ぶりの高値を更新しました。

株価が上昇したのは、アメリカ政府の債務上限をめぐる問題がようやく決着したからです。2日昼前にアメリカの議会上院が債務の上限を一時的になくす法案を可決し、アメリカ国債の債務不履行が回避されることになりました。

株高のもう1つの要因は、アメリカのFRB=連邦準備制度理事会の幹部の発言などを受けて、FRBが今月の会合で利上げを一時停止するとの見方が広がったことです。こうした要因を背景に2日は全面高の展開となりました。

市場の次の関心は日本時間の2日夜発表されるアメリカの雇用統計です。

利上げのペースを左右するデータの1つで、市場関係者の注目が集まっています。