車とバイク2台が衝突する事故 バイク運転の男性死亡 埼玉 蕨
1日夜、埼玉県蕨市で乗用車と原付きバイク2台が相次いで衝突する事故があり、最初に衝突したバイクを運転していた67歳の男性が死亡したほか、3人がけがをしました。
1日午後8時ごろ、蕨市南町の県道で乗用車が原付きバイクと衝突したあと、さらにもう1台の原付きバイクと衝突しました。
この事故で最初に衝突したバイクを運転していた川口市の会社員、森田裕史さん(67)が搬送先の病院で死亡が確認されました。また、もう1台のバイクの25歳の男性が足の骨を折る大けがをしたほか、乗用車に乗っていた男女2人も軽いけがをしました。
現場は見通しのよい片側1車線の直線道路で、警察によりますと、乗用車は反対方向から走ってきたバイク2台と相次いで衝突したということです。警察は事故の詳しい原因を調べています。
現場はJR京浜東北線の西川口駅から北西に500メートルほど離れた道路沿いに住宅や飲食店が建ち並ぶ地域です。
現場近くの女性「車がかなり速いスピードで走っていた」
事故現場の近くで飲食店を営む50代の女性は、当時の状況について「車がかなり速いスピードで走っていたのが、店の中から開いていた入り口の外に見えました。その後、何かが破裂するような音が聞こえ、続いて、ぶつかったような衝撃音が聞こえました。様子を見に行くと、車が街灯に突っ込んでいました」と話しています。
同乗の男性「反対側から来たバイクがUターン」
事故にあった乗用車の助手席に乗っていたという20代の中国人男性は当時の状況について、「車が直進していたところ、反対側から来たバイクがUターンをして、そのままぶつかりました」と話していました。
乗用車にはあわせて4人が乗っていて、病院に搬送されたのは運転していた男性と後部座席の女性で、いずれも友人だということです。
乗用車にはあわせて4人が乗っていて、病院に搬送されたのは運転していた男性と後部座席の女性で、いずれも友人だということです。