JEITA 小島新会長 “生成AI活用に向け 環境整備進める”

電機メーカーなどでつくるJEITA=電子情報技術産業協会の新しい会長に日立製作所の小島啓二社長が就任し、急速に普及する生成AIの活用に向けた環境整備を進めていく考えを示しました。

JEITAでは、富士通の時田※たか仁社長に代わって日立製作所の小島啓二社長が1日新しい会長に就任し、記者会見を開きました。

この中で小島会長は、ChatGPTなど急速に広がる生成AIについて、「少子高齢化という状態の中で労働生産性を上げ効率化をする時に、切り札になるのは生成AIだと思う。ここをいかに強くするかは日本の成長にとって非常に重要なテーマだ」と述べました。

そのうえで、生成AIをめぐって著作権の保護などさまざまな問題が出てきていることから、業界団体として生成AIの活用に向けて課題の解決や環境の整備に取り組む考えを示しました。

※「たか」は隆の「生」の上に「一」