自民 伊吹氏 解散・総選挙 “私利私欲の解散では勝てない”

衆議院の解散・総選挙をめぐっては、各種の世論調査で内閣支持率が比較的堅調なため、与党内から岸田総理大臣が早期の解散に踏み切るべきだという意見もあります。

これについて、伊吹元衆議院議長は自民党二階派の会合で「自民党に有利だとか、ましてや総裁選挙をうまく運ぶためというような私利私欲な理由で解散したら、国民はみんな見ていて、そんな簡単に勝てない」と述べました。

また、選挙区調整で、公明党が東京で自民党との選挙協力を解消するとしていることに関連して「協力するようになるまでの苦労を知らない人が多い。連携が長くなったことで、互いに遠慮がなくなり、傷つけることがないようにしてほしい」と述べました。