幼稚園児たちが地引き網漁を体験 青森 平内町

青森県平内町の浜辺で幼稚園児たちが地引き網漁を体験しました。

この体験会は子どもたちに海や漁への関心を持ってもらおうと、平内町漁協茂浦支所の有志が毎年、開いていて31日、地元の幼稚園の園児7人が参加しました。

初めに地元の漁業者がボートで沖合まで出て長さ50メートルほどの網をしかけました。

このあと漁業者と園児、それに保護者が「よいしょ」と声を上げながら浜辺から網を引きました。

10分ほどかけて網を浜に引きあげると、中にはホタテやタナゴ、それに30センチほどもあるタイなどがかかっていて、園児たちは興味深そうに近寄っていました。

引きあげた魚は園児たちがそれぞれ家に持ち帰るということです。

参加した園児は「お魚をとるところが楽しかった。お刺身にして食べたい」と話していました。

また、別の園児は「網を引っ張るところが楽しかった。お母さんにカレーにしてほしい」と話していました。