大谷翔平 先発で6回10奪三振2失点の好投も勝ち負けつかず

大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手が27日のマーリンズ戦に先発登板し、10個の三振を奪って6回を2失点と好投しましたが、勝ち負けはつきませんでした。

ここまで5勝1敗の大谷選手は中5日で先発登板し、立ち上がりの1回にエラーとフォアボールでツーアウト一塁三塁のピンチを招き、プロ野球でも活躍した5番のグリエル選手にタイムリーヒットを打たれて1点を先制されました。

2回以降は力のある速球とキレのあるスライダーで4回まで追加点を許しませんでしたが、5回、またもツーアウト一塁三塁からタイムリーヒットを打たれて2点目を失いました。

6回は3つのアウトをすべて三振で奪ってこの回でマウンドを降り、エンジェルスが6回ウラに3対2と逆転したため大谷選手に勝ち投手の権利がありましたが7回にマーリンズに再び逆転され大谷選手の勝ちはなくなりました。

エンジェルスはこのあと4対4の同点に追いつきましたがタイブレーク制の延長10回に守りのミスが重なって4点を失い、5対8で敗れました。

大谷選手はピッチャーとしては6回、109球を投げて2失点で、防御率は2.91となりました。

打たれたヒットは6本、フォアボールは3つで、三振は毎回の10個奪い、今シーズンの奪三振数を90としてアメリカンリーグの単独トップに立ちました。

バッターでは3番・指名打者で出場して1回の第1打席はレフトフライ、3回の第2打席はセカンドゴロ、5回の第3打席はワンアウト一塁二塁の場面でセカンドゴロのダブルプレーでした。

7回の第4打席はフォアボールで塁に出て二塁に今シーズン7つ目の盗塁を決めましたが得点にはつながらず、同点で迎えた9回の第5打席はノーアウト一塁の場面でサードライナーで、この試合は4打数ノーヒット、フォアボール1つでした。

打率は2割6分9厘に下がりました。

大谷 悪送球で2年ぶりにエラー

大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手が、先発登板している27日のマーリンズ戦で2年ぶりにエラーをしました。

大谷選手は1回、マーリンズの1番、デービス選手が打った高く弾んだゴロをジャンプしてうまく捕りましたが、一塁へ悪送球してしまい、エラーが記録されました。

大谷選手の大リーグでのエラーは初めて投打に同時出場したおととし4月4日のホワイトソックス戦以来、2回目で、フィールディング技術の高い大谷選手にとっては珍しいプレーとなりました。

大谷選手はこのエラーをきっかけに1点を先制されました。