スタートアップ企業の研究・開発への補助金倍増へ 政府

経済の好循環の実現に向けて、革新的なビジネスを生み出そうと政府はスタートアップ企業に対する研究・開発などへの補助金を倍増させる方針です。

岸田政権が掲げる「新しい資本主義」の実現に向け、政府は、スタートアップ企業の育成が欠かせないとして、投資額を5年間で10兆円規模に拡大するなどとしたスタートアップの育成計画を去年、決定しています。

政府は、革新的なビジネスを生み出し経済の好循環を実現しようと、スタートアップ企業に対する研究・開発などへの補助金を、昨年度のおよそ546億円から、今年度は1066億円余りに倍増させる方針です。

さらに、補助金の活用を促すため、申請手続きを簡素化することにしています。

政府はこうした方針を、来月上旬にも閣議で正式に決定することにしています。