東京 町田で発砲 暴力団関係者か1人死亡 2人が車で逃走か
26日夜、東京 町田市で50代とみられる男性1人が拳銃で撃たれ、死亡しました。少なくとも、胸などに3発撃たれたあとが確認されたということで、警視庁は暴力団が関係する拳銃を使用した殺人事件として捜査するとともに、2人が乗用車で逃走したという目撃情報もあることから詳しい状況を確認しています。
26日午後7時半ごろ、東京 町田市で「拳銃で人が撃たれたようだ」と110番通報がありました。
警視庁によりますと、駅のターミナルビルにあるコーヒー店付近で50代とみられる男性1人が撃たれ、およそ1時間半後に死亡が確認されました。暴力団関係者とみられ、少なくとも胸などに3発、撃たれたあとが確認され、周辺には薬きょうが落ちていたということです。
現場はJR町田駅近くの飲食店などが集まる繁華街で、当時、付近の住民にもメールで危険が知らされたということです。
警視庁は現場の状況などから暴力団が関係する拳銃を使用した殺人事件として捜査しています。
また、白い乗用車で2人が逃走したという目撃情報があることから、詳しい状況を確認しています。

午後8時50分ごろNHKのヘリコプターから撮影した映像では、JR町田駅の近くのビルの前の路上にパトロールカーなど複数の警察車両が赤色灯をともして停車しているのが確認できます。
現場近くの飲食店の従業員「数発 発砲音のような音」
現場近くの飲食店の従業員は「午後8時ごろ、拳銃の発砲音のような音が数発聞こえました。音は遠くから移動しながらこちらに近づいているようにも聞こえました。警察が来るまでは店の外に出ないようにしていたので詳しい様子は分かりませんが、現場近くは飲食店なども多く、人通りもある時間帯で、音を聞いた人たちが逃げている様子でした。本当に怖いです」と話していました。
また、現場近くの飲食店で働く男性は「パトカーが6台ほど来ていて、救急車も1台止まっている。バスターミナルに行くための歩道橋が通行止めになっている」と話していました。
また、現場近くの飲食店で働く男性は「パトカーが6台ほど来ていて、救急車も1台止まっている。バスターミナルに行くための歩道橋が通行止めになっている」と話していました。
現場とみられる「町田ターミナルプラザ」とは

現場とみられる「町田ターミナルプラザ」は、JR横浜線町田駅のターミナル口からほど近く、周辺には飲食店やホテルが建ち並んでいます。
町田市のホームページによりますと、1階にバスのターミナルがあり、2階には飲食店ほかイベントの開催などに使う広場などがあり、3階から6階が駐車場になっている複合施設です。
町田ターミナルプラザ内の飲食店で働く男性は「広場の柱の陰で1人が倒れているのを見ました。銃で撃たれているようで、その後、救急車で運ばれていきました」と話していました。
町田市のホームページによりますと、1階にバスのターミナルがあり、2階には飲食店ほかイベントの開催などに使う広場などがあり、3階から6階が駐車場になっている複合施設です。
町田ターミナルプラザ内の飲食店で働く男性は「広場の柱の陰で1人が倒れているのを見ました。銃で撃たれているようで、その後、救急車で運ばれていきました」と話していました。