維新 梅村議員の党員資格 6か月間停止 ウィシュマさん巡る発言

日本維新の会は、入管施設で亡くなったスリランカ人女性に関して「ハンガーストライキかもしれない」などと発言した梅村みずほ参議院議員について、党の指示に従わずに繰り返し発言を行い、規律を乱したとして、党員資格を6か月間停止する処分にしました。

おととし、名古屋出入国在留管理局の施設でスリランカ人のウィシュマ・サンダマリさんが収容中に体調不良を訴えて死亡した問題で、日本維新の会の梅村みずほ参議院議員は、法務委員会で「ハンガーストライキかもしれない」などと繰り返し発言し、遺族や与野党から批判が出ていました。

日本維新の会は、梅村氏を法務委員会の委員から外したうえで、処分を検討した結果、党の指示に従わずに繰り返し発言を行ったことは、政治倫理に反し、党の規律を乱したとして、党員資格を6か月間停止する処分にしました。

藤田幹事長は記者会見で、「発言内容そのものは処分理由ではないが、適切ではなかった。亡くなっている方がいる中で、ことばづかいや論理構成が粗く、傷ついている方がいることは反省すべきだ」と述べました。