
大相撲 夏場所幕下 20歳の木竜皇が全勝優勝
大相撲夏場所の幕下は20歳の木竜皇(きりゅうこう)が7戦全勝で優勝を果たしました。
夏場所の幕下は25日の12日目を終えて立浪部屋の木竜皇と追手風部屋の大翔丸が6戦全勝で並び、13日目の26日、対戦しました。
その結果、木竜皇が大翔丸を押し出して全勝で優勝を果たしました。
木竜皇は千葉県柏市出身の20歳。
父は元幕内の時津海で、おととしの夏場所で初土俵を踏み、着実に番付を上げていきました。
先場所は自己最高の幕下13枚目で負け越して、今場所は西の幕下26枚目で臨み、立ち合いからの鋭い攻めで白星を重ねました。
木竜皇は「相手は幕内経験者で格上なので、胸を借りるつもりで思い切りいった。優勝はしたことがなかったので、本当にうれしい」と話していました。
来場所は大きく番付が上がることが予想されますが「自分が行ったことがない世界なので、思い切りいきたい」と意気込んでいました。
また、木竜皇は幕内の人気力士、宇良に似ていると言われるということで「宇良関の低い攻めは勉強になる」と笑顔を交えて答えていました。