ふわふわの羽毛に覆われたペンギンのひなが次々と誕生 秋田

秋田県男鹿市の水族館では、ペンギンのひなが次々と誕生し、ふわふわの羽毛に覆われたかわいらしい姿が人気を集めています。

男鹿市にある「男鹿水族館GAO」では、頭に大きな飾り羽を持つ「キタイワトビペンギン」と黄色いくちばしと足が特徴の「ジェンツーペンギン」の2種類のペンギンおよそ70羽を飼育しています。

このうち、キタイワトビペンギンのひな7羽が4月中旬から5月中旬にかけて相次いでふ化しました。

この水族館でペンギンのひなが1度に7羽ふ化したのはこれまでで最も多く、ひなを育てることができる親のペンギンなどが少ないため、6羽は展示場で大人のペンギンと一緒に見ることができるものの、残りの1羽は別の部屋で人工保育となっています。

ひなはふわふわの羽毛に覆われていて、かわいらしい姿を見せていました。

水族館によりますと、7羽とも順調に成長していて、人工保育のひなも早ければ1か月ほどで展示場で見られるようになるということです。

水族館の飼育担当者は「いましか見られない、ふわふわの羽毛や親ペンギンから餌をもらう様子をぜひ見てほしい」と話しています。