卓球世界選手権 混合ダブルス 張本智和 早田ひなペア3回戦進出

南アフリカで開かれている卓球の世界選手権は大会3日目、混合ダブルスで金メダル獲得を目指す、張本智和選手と早田ひな選手のペアが2回戦でメキシコのペアにストレート勝ちしました。

南アフリカのダーバンで行われている大会は3日目の22日、男女のシングルスやダブルス種目の2回戦が行われ、混合ダブルスでは、前回大会、決勝で中国のペアに敗れて銀メダルに終わり、今大会で金メダル獲得を目指す、張本選手と早田選手のペアがメキシコのペアと対戦しました。

第1ゲーム、張本選手がフォアハンドやバックハンドを力強く打ち込んで相手を圧倒し、11対5で取りました。

第2ゲームは張本選手にミスが相次ぎ最大6点差をつけられますが、早田選手が得意の強烈なフォアハンドをコースに決めれば張本選手も独特の回転をかけるレシーブ『チキータ』を生かしてリズムを取り戻し、6連続でポイントを奪って同点とすると、デュースの競り合いも制して13対11で取りました。

第3ゲームも第2ゲーム終盤の勢いのまま、早田選手が相手の打ちづらいコースにショットを打ち込んで11対3で取り、ストレート勝ちで3回戦に進みました。

このほか男子シングルスでは世界ランキング105位の吉村真晴選手が、世界5位の中国の梁靖崑選手にゲームカウント1対4で敗れました。

女子シグルスでは、世界19位の平野美宇選手が、65位のドイツの選手にゲームカウント4対2で勝ち、3回戦に進みました。

また男子ダブルスでは、宇田幸矢選手と戸上隼輔選手のペアがインドのペアに、女子ダブルスでは、伊藤美誠選手と早田選手のペアが南アフリカのペアに長崎美柚選手と木原美悠選手のペアがシンガポールのペアにそれぞれストレート勝ちし3回戦に進みました。