株価 8営業日連続で3万1000円台に値上がり 約33年ぶり

週明けの22日の東京株式市場、日経平均株価は8営業日連続で値上がりし、終値としては1990年7月以来、およそ33年ぶりに3万1000円台を回復しました。

▽日経平均株価、22日の終値は先週末の終値より、278円47銭高い3万1086円82銭
▽東証株価指数=トピックスは、14.21上がって2175.90
▽1日の出来高は11億5980万株でした。

週明けの22日の東京株式市場、日経平均株価は8営業日連続で値上がりし、終値としてはおよそ33年ぶりに3万1000円台を回復しました。

堅調な企業業績などを背景に株価の上昇が続く東京株式市場。

一方、アメリカでは債務上限問題をめぐる交渉が難航し、これが今週の株式市場にどのような影響を及ぼすのか注目されていました。

22日はいったん利益を確定させようという売り注文が出て、取り引き開始直後に日経平均株価が値下がりする場面もありましたが、午後に入ると買い注文が広がりました。

結局、日経平均株価は270円余り値上がりし、終値としてはおよそ33年ぶりに3万1000円台を回復しました。

8営業日連続の値上がりです。

市場の関心はいつまで株価の上昇が続くのかという点にありますが、気になるのは山場を迎えるアメリカの債務上限問題をめぐる交渉の行方です。

バイデン大統領は22日にも野党・共和党のマッカーシー下院議長と会談する予定ですが打開策をどのように探るのか注目です。