岸田首相 ベトナム首相と会談 中国念頭に東シナ海など連携確認

岸田総理大臣は、広島を訪れたベトナムのチン首相と会談し、海洋進出を強める中国を念頭に、東シナ海・南シナ海情勢への対応で連携していくことを確認しました。

会談はG7広島サミット閉幕後の午後5時からおよそ30分間行われ、冒頭、岸田総理大臣は「自由で開かれたインド太平洋を実現していく上で重要なパートナーであるベトナムと緊密に連携していきたい」と述べました。

そして両首脳は、海洋進出を強める中国を念頭に、東シナ海・南シナ海情勢への対応で連携していくことを確認しました。

また、首脳会談に合わせて、日本からベトナムに対し、新型コロナからの経済回復と農業施設などのインフラ整備に向けた、およそ610億円を上限とする円借款を実施することが発表されました。