岸田首相 招待国首脳らとともに原爆資料館を視察

G7広島サミット最終日の21日、岸田総理大臣は、G7メンバー以外のインドやブラジルなど、招待国の首脳らとともに、広島市の原爆資料館を視察しました。

サミット最終日の討議に先立って、岸田総理大臣は午前9時前に、インドや韓国、それにブラジルなど招待国の首脳らとともに、広島市の平和公園の原爆資料館を訪れました。

首脳らはおよそ40分間、館内の展示を視察し、感想やメッセージなどを残す「芳名録」に記帳したものとみられます。

このあと、原爆慰霊碑にそろって献花し、犠牲者に祈りをささげました。

岸田総理大臣としては、核保有国のインドを含め、首脳らに被爆の実相に触れてもらうことで核軍縮・不拡散の取り組み強化に向けた機運を高めたい考えです。

原爆資料館には、サミット初日の19日、G7の首脳らも視察に訪れています。