「おもちゃ病院」壊れたおもちゃを無料で修理 栃木 宇都宮

電池で動くぬいぐるみなどの壊れてしまったおもちゃを持ち込むと、ボランティアが無料で修理してくれる「おもちゃ病院」という催しが宇都宮市で開かれました。

この催しは、宇都宮市立南図書館が定期的に開いていて、ふだんは電器店やおもちゃ店などで働いているボランティア11人が、「おもちゃドクター」を務めました。

会場には、事前に予約していた親子連れなどが訪れ、おもちゃドクターたちは、電池で動く犬のぬいぐるみのモーターを取り替えたり、クレーンゲームのネジを付け替えたりしながら、動かなくなっていたおもちゃを次々と修理していきました。

子どもたちは、期待した様子で修理作業を見守り、愛用のおもちゃが元の姿を取り戻すと、笑顔を見せていました。

11歳の女の子は「ふだんは見ることができないおもちゃの中を見ることができて、すごいと思いました」と話していました。

4歳の女の子とともに訪れた父親は「おもちゃが壊れてから、娘が寂しそうにしていたので修理してもらえてよかったです」と話していました。

「おもちゃ病院」の山川登志男院長は、「思い入れのあるおもちゃばかりだと思うので、子どもたちの笑顔が見られてよかった」と話していました。