【詳細】サミット2日目 ゼレンスキー氏 各首脳と相次ぎ会談

G7広島サミットの2日目。ウクライナのゼレンスキー大統領がG7サミットに参加するため広島に到着し、各国の首脳との会談を行っています。

20日は首脳らによる討議の成果をまとめた首脳宣言が発表され、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を強化すると明記されています。

※20日の動きを随時更新してお伝えします。

《20日の動き 詳細》

23:47 岸田首相とクック諸島 ブラウン首相の会談終わる

広島市のホテルで、岸田総理大臣と、南太平洋の島しょ国で「太平洋諸島フォーラム」の議長国を務めるクック諸島のブラウン首相による首脳会談が終わりました。

ゼレンスキー大統領 独ショルツ首相と会談

ウクライナのゼレンスキー大統領はドイツのショルツ首相とも会談しました。

ドイツは今月13日、ウクライナに対して新たに27億ユーロ、日本円でおよそ4000億円相当の軍事支援を行うと発表したばかりで、ゼレンスキー大統領は会談後、ツイッターに「防衛に対するドイツからの強力な支援に感謝を表明した」と投稿しました。

また、ショルツ首相も会談後、ツイッターに「私たちは必要とされるかぎりウクライナを支援する」と投稿し、支援を継続する姿勢を強調しました。

ドイツメディアによりますと、会談はおよそ20分間、行われたということです。

23:47 韓国ユン大統領 広島市内のホテルに到着

韓国のユン大統領を乗せた車は午後11時47分ごろ、宿泊先の広島市内のホテルに到着しました。

23:36 バイデン大統領 広島市内のホテルに到着

アメリカのバイデン大統領を乗せた車は午後11時36分ごろ、宿泊先の広島市内のホテルに到着しました。

23:34 韓国ユン大統領 広島市宇品島を出る

韓国のユン大統領を乗せた車は午後11時34分ごろ、サミットのメイン会場のホテルがある広島市の宇品島を出ました。

23:25 バイデン大統領 広島市宇品島を出る

アメリカのバイデン大統領を乗せた車は午後11時25分ごろ、サミットのメイン会場のホテルがある広島市の宇品島を出ました。

23:20 岸田首相とクック諸島 ブラウン首相の会談始まる

午後11時20分、広島市のホテルで、岸田総理大臣と、南太平洋の島しょ国で「太平洋諸島フォーラム」の議長国を務めるクック諸島のブラウン首相による首脳会談が始まりました。

23:13 各国首脳らの社交行事が終わる

午後11時13分、広島市のホテルで、岸田総理大臣や各国の首脳、それに国際機関の代表と、その配偶者による夕食をとりながらの社交行事が終わりました。

EUミシェル大統領がゼレンスキー大統領と会談

EU=ヨーロッパ連合は、ミシェル大統領が、来日したウクライナのゼレンスキー大統領と会談したことを発表しました。

それによりますと、両首脳はロシアの軍事侵攻が続くウクライナでの最新の戦況と、あらゆる分野におけるウクライナへの支援について話し合いました。

また、ミシェル大統領は、ウクライナに来年以降の複数年にわたる財政支援を準備していることや、軍事面でも弾薬の供与や戦闘機の調達に向けた枠組みの構築など、支援のさらなる強化を伝えたということです。

さらに、ウクライナが目指すEU加盟をめぐっては、加盟に向けて取り組んでいる司法改革や汚職対策を評価し、年末までにEUの首脳会議の議題として取り上げる意向をあらためて示しました。

21:50 各国首脳らの社交行事が始まる

午後9時50分、広島市のホテルで、岸田総理大臣や各国の首脳、それに国際機関の代表と、その配偶者による夕食をとりながらの社交行事が始まりました。

21:30 クアッドの首脳会合が終わる

午後9時半、広島市のホテルで開かれていた日米豪印4か国の枠組み、クアッドの首脳会合が終わりました。

冒頭、岸田総理大臣は、ロシアのウクライナ侵攻で安全保障環境が厳しさを増していると指摘した上で「厳しい情勢の中だからこそ、われわれが一堂に会し、国際社会を分断と対立ではなく協調に導くという目標に向けて、『自由で開かれたインド太平洋』という共通のビジョンへの強固なコミットメントを改めて国際社会に示す意義は極めて大きい」と述べました。

その上で「ASEAN=東南アジア諸国連合や南アジア、また、太平洋島しょ国といった地域の国々の声に耳を傾けながら、善を推進する力として、地域に真にひ益する実践的協力を展開していく。議論を通じてわれわれの取り組みをさらに強力に推進していくための弾みとしたい」と述べました。

仏マクロン大統領“ゼレンスキー大統領と会談”

フランスのマクロン大統領は、広島を訪れているゼレンスキー大統領と会談を行ったと自身のSNSで発表しました。

会談の冒頭、マクロン大統領は、G7広島サミットにゼレンスキー大統領が対面で出席することについて「『グローバル・サウス』の国々と意見を交換し、ウクライナのメッセージや視点を伝えるまたとない機会だ。これは『ゲームチェンジャー』になりうる」と述べ、歓迎しました。

20:43 クアッドの首脳会合が始まる

午後8時43分、広島市のホテルで、日米豪印4か国の枠組み、クアッドの首脳会合が始まりました。岸田総理大臣、アメリカのバイデン大統領、オーストラリアのアルバニージー首相、それにインドのモディ首相の4か国の首脳が出席しています。

会合では、地域情勢をめぐって意見を交わし、東シナ海や南シナ海で海洋進出の動きを強める中国を念頭に自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた連携を確認する見通しです。また、半導体のサプライチェーンの強化を含めた経済安全保障の取り組みや気候変動問題への対応など、共通の課題をめぐる協力の進ちょく状況などについても協議が行われているものとみられます。

クアッドの首脳会合は当初、サミット後の今月24日にオーストラリアで開かれる予定でしたが、アメリカの債務上限問題を受けてバイデン大統領が外交日程を変更したこともあって見送られ、再調整した結果、4首脳がそろうサミット期間中に行われました。

クアッドの首脳会合は、去年5月に日本で行われて以来で、対面では3回目です。

ゼレンスキー大統領「英スナク首相と会談」

ゼレンスキー大統領は自身のSNSに「日本でイギリスのスナク首相と会談した。国際的な戦闘機の連合でリーダーシップを取っていることに感謝を表明した」と投稿しました。

また、イギリスからの軍事支援について協議したとしたうえで「二国間関係のさらなる発展について話し合い、互いの立場を確認した」としています。

一緒に投稿された動画には、両首脳が対面した際笑顔で抱擁する様子や、真剣に話し合う様子が映っています。

また、スナク首相も自身のツイッターにゼレンスキー大統領と抱擁している写真とともに「ウクライナ、私たちはどこにも行かない」と投稿しました。

20:30 G7広島サミット7つ目のセッション終わる

午後8時半、気候やエネルギー、環境などを含む「持続可能な世界に向けた共通の努力」をテーマとした、G7広島サミット7つ目のセッションが終わりました。

このセッションは、G7のメンバー以外の招待国8か国の首脳や7つの国際機関の代表も出席して行われました。

広島市HPにサイバー攻撃か つながりにくい状態に

広島市によりますと、20日午後4時45分ごろから市のホームページがつながりにくい状況となっているということです。広島市は、ウェブサイトなどに大量のデータを送りつける「DDoS(ディードス)攻撃」というサイバー攻撃を受けたとみています。

広島市は午後7時までに復旧作業を終えたということですが、今もつながりにくい状況が続いているということです。

広島県警察本部によりますと、サイバー攻撃によるものか分析を進めているということですが「現時点でサミットの進行に影響は出ていない」としています。

インド政府モディ首相がゼレンスキー大統領と会談

G7広島サミットに出席するため来日しているインドのモディ首相とウクライナのゼレンスキー大統領が対面で会談しました。

インド政府は公式のツイッターで、両首脳が握手を交わす様子と、テーブルを挟んで意見を交わす様子の2枚の写真を投稿しています。
会談の冒頭、モディ首相は「ウクライナで続いている戦争は世界全体にとって大きな問題だ。経済や政治にとどまらず、人道的な問題だと私はとらえている」と述べました。そのうえで「インド、特に私は個人レベルで解決のためにできることは何でもする」と、ゼレンスキー大統領に伝えました。

一方、ウクライナ大統領府は20日、両首脳の会談について声明を発表し、ゼレンスキー大統領が「戦争は多くの危機と苦難をもたらしている。子どもたちは国を追われ、国土は地雷で覆われ、私たちの街や運命が破壊された」と訴えたとしています。そのうえでインドによる人道的な支援に感謝を伝え、さらなる支援に期待を示しました。またウクライナが和平に向けて掲げる10の項目について説明したとしています。

インド外務省の高官によりますと、会談はウクライナ側からの求めで行われ、30分程度行われた会談の中でゼレンスキー大統領はモディ首相をウクライナに招待したということです。両首脳が対面で会談を行うのは去年2月にロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まって以降、これが初めてです。

インドは「グローバル・サウス」とも呼ばれる新興国や途上国を代表する国のひとつで、ウクライナ情勢をめぐり欧米諸国とロシアが対立する中、動向が注目されています。

18:44 G7広島サミット7つ目のセッション始まる

午後6時44分、広島市のホテルで、気候やエネルギー、環境などを含む「持続可能な世界に向けた共通の努力」をテーマとした、G7広島サミット7つ目のセッションが始まりました。

このセッションは、G7のメンバー以外の招待国8か国の首脳や7つの国際機関の代表も出席して行われています。

18:23 新興国などへのインフラ投資を話し合うサイドイベント終了

午後6時23分、「グローバル・サウス」と呼ばれる新興国や途上国などへのインフラ投資のための協力について話し合う、G7広島サミットのサイドイベントが終わりました。

首脳宣言発表「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を強化」

G7広島サミットは首脳らによる討議の成果をまとめた首脳宣言を発表しました。

法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を強化すると明記し、ウクライナ支援を継続するほか、現実的なアプローチを通じて「核兵器のない世界」に向けて取り組むとしています。

また「グローバル・サウス」とも呼ばれる新興国や途上国に対し、各国の事情を考慮しながら支援するとしています。

17:50ごろ ゼレンスキー大統領 到着後に各国首脳と相次ぎ会談

イタリア メローニ首相との会談
20日に来日したゼレンスキー大統領は、午後5時50分ごろから、イタリアのメローニ首相と会談しました。続いて、フランスのマクロン大統領、そしてイギリスのスナク首相と相次いで会談を行いました。

これまでのところ詳しい内容は明らかにされていませんが、ウクライナへのいっそうの軍事支援などに向けて、意見を交換しているものとみられます。

ゼレンスキー大統領は滞在中、岸田総理大臣やアメリカのバイデン大統領とも会談を行う予定です。

17:40 新興国などへのインフラ投資を話し合うサイドイベント開始

午後5時40分、広島市のホテルで「グローバル・サウス」と呼ばれる新興国や途上国などへのインフラ投資のための協力について話し合う、G7広島サミットのサイドイベントが始まりました。

17:30ごろ 「お仕事がんば」警察官を応援したくてきた男の子

広島県福山市の小学2年生の男の子が「お仕事がんば」と書かれたうちわで、警備をしている警察官を応援していました。母親が手作りしたうちわを持って応援していると、警察官からは、「ありがとう」や「頑張るね」といった声をかけられていたほか、ウェットティッシュもプレゼントされ、ひとときの交流を楽しんでいました。

男の子の母親によりますと、男の子は警察官に憧れていて、全国から集まった警察官を応援したいと広島市にきたということです。男の子は「きょうは暑かったけど、プレゼントをもらえてうれしかった」と話していました。

17:10ごろ G7や招待国の首脳らが写真撮影

午後5時10分ごろ、G7各国の首脳らに加え、招待国8か国の首脳と7つの国際機関の代表は、サミット会場の広島市のホテルで海を背景に集合写真を撮影しました。

16:56 G7広島サミット6つ目のセッション終わる

午後4時56分、広島市のホテルで、食料や保健、開発、ジェンダーなどを含む「複合的危機への連携した対応」をテーマとした、G7広島サミット6つ目のセッションが終わりました。

このセッションは、G7のメンバー以外の招待国8か国の首脳や7つの国際機関の代表も出席して行われました。

16:40ごろ ウクライナから避難した女性「歴史に残る出来事」

ウクライナのゼレンスキー大統領を乗せた車がサミットのメイン会場のホテルがある広島市の宇品島に入った際、島の入り口近くにある検問所では多くの報道陣の中にウクライナの国旗を持った2人の女性の姿がありました。去年9月にウクライナから広島市に避難してきたという姉のファジレ・ボロジナさん(20)と、妹のマリア・ボロジナさん(19)です。

妹のマリアさんは「ゼレンスキー大統領を見てとても興奮しました。同じウクライナ人として誇りに思います。これは世界の歴史に残る出来事です。各国の首脳たちとはウクライナの問題を解決するだけじゃなく、世界の未来のことも話し合ってほしいです」と話していました。

16:35ごろ ゼレンスキー大統領が宇品島に入る

ウクライナのゼレンスキー大統領を乗せた車は午後4時35分ごろ、サミットのメイン会場のホテルがある広島市の宇品島に入りました。

15時50分ごろ ゼレンスキー大統領の到着を見た人は

広島空港にはゼレンスキー大統領の到着を一目見ようと訪れた人たちがいました。

東広島市から妻と訪れた50代の夫は「広島まで来るんだと驚きました。ゼレンスキーさんの発言力や発信力に期待したいです。そして、早く戦争が終わってほしいです」と話していました。

15:50 ゼレンスキー大統領がツイッター投稿

ゼレンスキー大統領は広島空港に到着した直後、自身のツイッターに「日本。G7。ウクライナのパートナー、そして友人たちとの重要な会議だ。私たちの勝利のため、いっそうの協力と、安全を。きょう、平和はさらに近づくだろう」と投稿しました。

15:45ごろ ゼレンスキー大統領を乗せた車 広島空港を出発

ウクライナのゼレンスキー大統領を乗せた車は午後3時45分ごろ、広島空港を出発しました。

15:30ごろ ウクライナ ゼレンスキー大統領が来日

警察によりますと、ウクライナのゼレンスキー大統領は、午後3時30分ごろ、G7サミットに参加するため広島空港に到着しました。

ゼレンスキー大統領を乗せた飛行機は、駐機場へ移動したあとタラップが設置され、赤いじゅうたんが敷かれました。

まもなくして飛行機のドアが開くと緑色の服を着たゼレンスキー大統領が1人でタラップを降り、出迎えた政府の関係者らとあいさつして車に乗り込みました。

岸田首相「複合的危機への連帯した対応について議論を」

岸田総理大臣は、招待国の首脳らを交え食料・エネルギー問題などについて意見を交わすセッションの冒頭「パートナー国や国際機関の皆様を、ここ広島の地にお迎えできて大変うれしく思っている。このセッションでは、まず世界が直面する複合的危機への連帯した対応について議論したい」と述べました。

15:19 G7広島サミット6つ目のセッション始まる

午後3時19分、広島市のホテルで、食料や保健、開発、ジェンダーなどを含む「複合的危機への連携した対応」をテーマとした、G7広島サミット6つ目のセッションが始まりました。

このセッションは、G7のメンバー以外の招待国・8か国の首脳や7つの国際機関の代表も出席して行われています。

食料安全保障に関しては、ロシアによるウクライナ侵攻を背景にした食料危機に深い懸念を示し、影響を受ける「グローバル・サウス」とも呼ばれる途上国などの支援に取り組むなどとした声明を取りまとめるものと見られます。

15:08 G7メンバー以外の招待国の出迎え終了

午後3時8分、広島市のホテルで、岸田総理大臣と裕子夫人による、G7のメンバー以外の招待国8か国の首脳や7つの国際機関の代表と、その配偶者の出迎えが終わりました。

14:56 立ち入り制限解除で嚴島神社にたくさんの客

立ち入り制限が解除された広島県の宮島にある世界遺産の嚴島神社にはさっそく観光客など多くの人たちが訪れ、列をつくっていました。

14:52 制限解除の宮島 住民らが潮干狩り

立ち入り制限が解除された宮島の砂浜では、住民らが潮干狩りをしている姿が見られました。

14:50 宮島から警察官が続々と戻る

午後2時に立ち入り制限が解除された宮島では、全国から集まっていた警察官が対岸の宮島口に戻るフェリー乗り場に次々と集まり、中には大きな荷物を持った警察官もいました。

警察官らはフェリーに乗り込み、宮島の警戒態勢は徐々に緩和されていました。

14:33 G7メンバー以外の招待国の出迎え開始

午後2時33分、広島市のホテルで、岸田総理大臣と裕子夫人による、G7のメンバー以外の招待国8か国の首脳や7つの国際機関の代表と、その配偶者の出迎えが始まりました。

13:31 G7広島サミット5つ目のセッション終わる

午後1時31分、広島市のホテルで、経済安全保障をテーマとした、G7広島サミット5つ目のセッションが終わりました。

このセッションは、昼食をとりながら行われました。

12:10 G7広島サミット5つ目のセッション始まる

午後0時10分、広島市のホテルで、経済安全保障をテーマとした、G7広島サミット5つ目のセッションが始まりました。

このなかで、岸田総理大臣ら各国の首脳は、貿易などを通じて影響力を強める中国を念頭に、禁輸などの措置で他国の政策や意思決定に影響を与えようとするいわゆる「経済的威圧」に、各国で協調して対応にあたることを確認したいとしています。

このセッションは、昼食をとりながら行われます。

11:51 G7各国の首脳 海を背景に集合写真撮影

午前11時51分、G7各国の首脳らは、サミット会場の広島市のホテルで、海を背景に集合写真を撮影しました。

11:24 G7広島サミット4つ目のセッション終わる

午前11時24分、広島市のホテルで、「グローバル・サウス」と呼ばれる新興国や途上国をめぐり、「パートナーとの関与の強化」をテーマとした、G7広島サミット4つ目のセッションが終わりました。

10:10 G7広島サミット4つ目のセッション始まる

午前10時10分、広島市のホテルで、「グローバル・サウス」と呼ばれる新興国や途上国、それにG20=主要20か国などの「パートナーとの関与の強化」をテーマとした、G7広島サミット4つ目のセッションが始まりました。

日本政府 ゼレンスキー大統領の広島訪問を発表

政府は、ウクライナのゼレンスキー大統領が、G7広島サミットに出席するため、広島を訪問すると発表しました。21日行われるウクライナ情勢をテーマにしたセッションに参加するほか、岸田総理大臣との首脳会談などを行うとしています。

09:48 岸田首相とブラジルのルーラ大統領 会談終わる

午前9時48分、広島市のホテルで、岸田総理大臣とブラジルのルーラ大統領による首脳会談が終わりました。

09:43 警察 手荷物検査を行い警戒

G7広島サミット2日目の20日、広島市中区光南の各国首脳を乗せた車などが通る道路脇では、警察官が、見学をしに来た人に設置されたコーンの内側で見るよう伝え、手荷物の検査を行って警戒していました。

09:30ごろ 米大統領補佐官「バイデン大統領は対面を楽しみに」

アメリカ・ホワイトハウスで安全保障政策を担当するサリバン大統領補佐官は記者会見でG7広島サミットに出席するため、広島を訪問するウクライナのゼレンスキー大統領について「バイデン大統領がゼレンスキー大統領と会うのは間違いない。バイデン大統領は対面で話し合える機会を楽しみにしている」と述べました。
また「アメリカはゼレンスキー大統領を広島まで送り届ける当事国ではない」と述べて移動のための航空機は提供していないと説明しました。

サリバン大統領補佐官は「バイデン大統領はG7のほかの首脳に、アメリカはウクライナ軍のパイロットに対し、F16戦闘機を使った訓練の実施を支援すると伝えた」と述べました。

F16戦闘機はウクライナのゼレンスキー大統領がロシアへの反転攻勢に必要だとしてアメリカを始めとするNATO=北大西洋条約機構の加盟国に供与を求めています。

ICAN “「広島ビジョン」軍縮に向けた策提示できず”

G7広島サミットで発表された核軍縮に関する「広島ビジョン」について、国際NGO、ICAN=核兵器廃絶国際キャンペーンは、「実際の軍縮に向けた策を提示できなかった」とする声明を出し、核兵器の開発や保有などを禁止する「核兵器禁止条約」への参加が必要だと訴えました。

声明のなかでICANは、G7サミットが被爆地 広島で開催されたことを歓迎する一方、19日に発表された核軍縮に関する首脳声明「広島ビジョン」について、「実際の軍縮に向けた新たなステップを含んだ策を提示できなかった」と指摘しました。

具体的には、「広島ビジョン」で核兵器について「防衛目的の役割を果たし、侵略を抑止する」と記されていることについて、ICANは「核兵器は無差別かつ不均衡で、大規模な殺傷を目的として設計されている」として、核兵器は防衛の目的を果たさないと反論しています。

そして「G7の保有する兵器の数などについて透明性が保たれていないほか、一部の国は備蓄を増やしている」として、核保有国が核の不拡散を重視する一方、軍縮の責任を果たしていないと批判しています。

そのうえで「求められているのは、すべての核保有国を軍縮協議に参加させるための具体的かつ実行可能な計画だ」として、おととし発効した核兵器の開発や保有などを禁止する「核兵器禁止条約」に参加することが必要だと訴えています。

08:49 岸田首相とブラジルのルーラ大統領 会談始まる

午前8時49分、広島市のホテルで、岸田総理大臣とブラジルのルーラ大統領による首脳会談が始まりました。

08:46 岸田首相 インドネシアのジョコ大統領 会談終わる

午前8時46分、広島市のホテルで、岸田総理大臣とASEAN=東南アジア諸国連合の議長国を務めるインドネシアのジョコ大統領による首脳会談が終わりました。

08:21 岸田首相とインドネシアのジョコ大統領 会談始まる

午前8時21分、広島市のホテルで、岸田総理大臣とASEAN=東南アジア諸国連合の議長国を務めるインドネシアのジョコ大統領による首脳会談が始まりました。

08:18 岸田首相 インドのモディ首相 会談終わる

午前8時18分、広島市のホテルで、岸田総理大臣とG20=主要20か国の議長国を務めるインドのモディ首相による首脳会談が終わりました。

07:39 岸田首相とインドのモディ首相 会談始まる

午前7時39分、広島市のホテルで、岸田総理大臣とG20=主要20か国の議長国を務めるインドのモディ首相による首脳会談が始まりました。

未明 ゼレンスキー大統領 サウジアラビアから広島へ

外交筋によりますと、ウクライナのゼレンスキー大統領は、アラブ連盟の首脳会議に出席するため訪れていたサウジアラビアのジッダの空港を、日本時間の20日未明、フランス政府の航空機で出発し、日本に向かっているということです。

ゼレンスキー大統領は日本時間の20日午後、広島空港に到着する見通しです。