G7広島サミット開幕 平和公園の周辺は厳戒態勢

19日から始まったG7広島サミットで、各国の首脳らが訪れている広島市の平和公園の周辺は19日朝から厳戒態勢となっています。

19日から3日間の日程で行われるG7広島サミットは、岸田総理大臣が広島市の平和公園で各国の首脳らを出迎え、開幕しました。

平和公園は原爆ドームの周辺も含めて18日の正午から立ち入りが制限されていますが、19日朝から公園周辺の道路での通行規制も行われ、厳戒態勢となっています。

このうち、平和大通りの周辺では午前8時過ぎから歩道と車道の間に柵が置かれ、警察官が車の運転手に通りに入らないよう求めたり、歩道を歩いている人に横断しないよう呼びかけたりしていました。

70代の男性は「バイデン大統領の乗った車が見られるのではないかと思って足を運びました。今回の広島でのサミットが、これからの平和の維持につながるように期待したいです」と話していました。

また、50代の女性は「勤務先に着けるように、少し早めに出ましたが規制が始まっていました。何かあってはいけないので、しかたがないことだと思います」と話していました。