立民 泉代表 連合の芳野会長と会談 次の衆院選対応を説明

立憲民主党の泉代表は連合の芳野会長と会談し、次の衆議院選挙では日本維新の会や共産党と選挙協力は行わないと説明しました。一方、芳野氏は、支援する国民民主党との協力が必要だとの認識を伝えました。

会談は17日午前、東京都内で行われ、泉代表が、次の衆議院選挙での対応について、日本維新の会や共産党との選挙協力は行わないことを説明しました。

これに対し、芳野会長は、共産党への対応を評価する考えを示すとともに、連合の地方組織には、支援する政党が分かれていると戦いにくいという声があるとして、国民民主党との協力が必要だとの認識を伝えました。

会談のあと、泉氏は「国民民主党とは対等に真摯(しんし)に話をしていきたい」と述べ、芳野氏は「連合としても、一枚岩に近づけていくように取り組みたい」と述べました。

一方、泉氏が、次の衆議院選挙で150議席を獲得できなければ代表を辞任すると明言したことについて、芳野氏は、「泉氏本人が考えることだが、性急に判断すべきではない。継続することも責任の一つだ」と指摘しました。