政府 ウクライナ復興会議に林外相の出席を検討 関与の姿勢強調

ウクライナを継続的に支援するため、政府はG7広島サミットのあと、来月イギリスで開かれるウクライナの復興に関する会議に林外務大臣の出席を検討していて、日本が積極的に関与していく姿勢を強調したい考えです。

G7広島サミットで、政府は主要な議題のウクライナ情勢のセッションを初日の19日に行い、ゼレンスキー大統領もオンラインで参加する予定です。

首脳宣言とは別に声明を発表し、ウクライナの復興を国際社会で支援する明確なメッセージを発信できるよう、各国と詰めの調整を進めています。

これまでにまとめた声明の原案では、来月21日から2日間の日程でイギリスのロンドンで開かれるウクライナの復興に関する会議を「ウクライナの復興と再建の重要な転機になる」と位置づけています。

そして、政府は国会審議の状況を見極めながら、この会議への林外務大臣の出席を検討していて、引き続き、G7議長国としてウクライナの復興に積極的に関与していく姿勢を強調したい考えです。