東北道 バスにトラック追突4人死傷 乗客は全員外国人留学生

16日夜、宮城県栗原市の東北自動車道で路肩付近に停車していたバスに大型トラックが追突し、バスの乗客など4人が死傷した事故で、乗客は全員、外国人留学生と確認されました。アルバイトのために岩手県に向かう途中、バスがエンジントラブルで停車し事故に巻き込まれたということで、警察が詳しい経緯を調べています。

16日午後8時すぎ、宮城県栗原市の東北自動車道の下り線で路肩付近に停車していたバスに大型トラックが追突しました。

この事故で、バスの後方近くの道路上にいた乗客のネパール人の男性2人とバスを運転していた50代の日本人女性の合わせて3人が死亡しました。

また、大型トラックを運転していた青森県の運送会社の30代の男性が頭に大けがをしました。

警察によりますと、バスにはネパール人39人とバングラデシュ人1人の外国人留学生が乗っていて、アルバイトのために岩手県一関市に向かう途中だったということです。

これまでの調べで、バスは煙が出るなどのエンジントラブルが起き、路肩付近に停車し、全員が車外に出ていたということです。

ほかの留学生には、けがはありませんでした。

現場は片側2車線の緩やかな右カーブで、警察が詳しい経緯を調べています。