日韓首脳会談 “成果あった33% なかった49%” 韓国世論調査

今月7日に行われた日韓首脳会談について、韓国の世論調査で「成果があった」と答えた人は33%、「成果がなかった」が49%となりました。韓国国内で今回の会談を評価する人が一定程度いる一方、否定的な見方の人も依然として多いことを裏付けた形です。

これは韓国の世論調査機関 韓国ギャラップが11日までの3日間、1000人を対象に行ったものです。

それによりますと、今月7日の日韓首脳会談について
▽「成果があった」と答えた人は33%
▽「成果がなかった」が49%となりました。

「成果があった」と答えた人にその理由を聞いたところ
▽「日韓関係改善」が32%
▽「経済面など」が11%だったほか
▽「岸田総理大臣の発言」が3%などとなりました。

一方「成果がなかった」と答えた人に理由を聞いたところ
▽「実益がなかった」が14%
▽「過去の歴史を謝罪しない」が12%などとなりました。

また、今回の会談を受けた岸田総理大臣の印象については
▽「前よりよくなった」が25%
▽「悪くなった」が12%
▽「変わらない」が48%でした。

ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領の支持率は35%で、先週より2ポイント上がりました。

日韓両政府が関係改善の動きを加速させる中、世論調査の結果は、韓国国内で今回の会談を評価する人が一定程度いる一方、否定的な見方の人も依然として多いことを裏付けた形です。