パドレス ダルビッシュ有 6回2失点に抑えるも3勝目ならず

大リーグ、パドレスのダルビッシュ有投手がツインズ戦に先発登板し、6回を2失点に抑えましたが、チームが逆転負けして今シーズン3勝目はなりませんでした。

ここまで2勝2敗のダルビッシュ投手は11日、相手の本拠地ミネアポリスで行われたツインズ戦に中5日でマウンドに上がりました。

1回に1点をもらったダルビッシュ投手は1人のランナーも出さない上々の立ち上がりでしたが、2回に連続ヒットとデッドボールで1アウト満塁のピンチを招き、押し出しのフォアボールで同点に追いつかれました。

このあとは2者連続で三振を奪って1失点で切り抜け3回は3人で抑えましたが、再び1点をリードした直後の4回、2アウトから甘く入った変化球を捉えられてソロホームランを打たれすぐに追いつかれました。

それでもチームが5回に1点を勝ち越したあとは持ち味の多彩な変化球で3人ずつで抑え、6回2失点で勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りました。

球数は80球で許したヒットは4本、奪った三振は毎回の7つで防御率は3.16となりました。

パドレスは7回に3点を失って3対5で逆転負けし、ダルビッシュ投手の3勝目は持ち越しとなりました。

右ひじ外側に軽い張り ダルビッシュ「全く問題はない」

6回80球で交代したダルビッシュ投手は試合後、右ひじの外側に軽い張りがあったことを明かしましたが「カブス時代からあったし、去年はあまりなかったが最近はブルペンで投げていてもたまにある。でも全然けがとかではなく、僕の投げ方からくるものだと思う。監督が心配して交代になったが、全く問題はないと言った」と次回の登板にも影響はないと話しました。

この試合でもカットボールを中心に7つの球種を投げるなど多彩なボールを操り「近年ずっとよくなかった速いカットボールが急によくなってきて右打者にも左打者にもすごく効果的になっていると感じた」と手応えを感じている様子でした。