大リーグ 吉田 2安打で16試合連続ヒット ヌートバーは適時打

大リーグ、レッドソックスの吉田正尚選手がフィリーズ戦でヒットを2本打ち、連続試合ヒットを「16」に伸ばしました。

吉田選手は前日の試合は休養で出場せず、7日、相手の本拠地フィラデルフィアで行われたフィリーズ戦に2番・指名打者で先発出場しました。

1回の第1打席は逆らわないバッティングでレフト前に打ち返し16試合連続ヒットとしましたが相手ピッチャーの巧みなけん制でアウトになりました。

4回の第2打席はショートフライで7回の第3打席は先頭でライト前にヒットを打ち、9回の第4打席はピッチャーゴロでした。

吉田選手は4打数2安打で13回目の複数安打をマークし、打率は3割2分1厘に上がりました。

レッドソックスは1対6で敗れ、連勝は「8」で止まりました。

ヌートバーは1安打2打点

カーディナルスのラーズ・ヌートバー選手は本拠地セントルイスで行われたタイガース戦でタイムリーヒットを打って2打点をマークしました。

ヌートバー選手は1番・ライトで出場して最初の3打席は凡退しましたが、6回の第4打席は1アウト二塁三塁のチャンスで痛烈な当たりでファーストの横を抜くタイムリーヒットを打ち2人のランナーをかえしました。

カーディナルスはこの回に大量7点を挙げて12対6で逆転勝ちし、連敗を「8」で止めました。

ヌートバー選手は5打数1安打2打点で打率は2割9分7厘です。

ヌートバー「勝って6連戦を終えられてうれしい」

試合後、ヌートバー選手は「勝ってホームでの6連戦を終えられてうれしい。試合の後にみんなの笑顔を見ると、このためにプレーしているんだと感じる」と話し、チームの8連敗がようやく止まったことにほっとした様子でした。

ヌートバー選手自身は、ピッチャー大谷選手と対戦した今月3日のエンジェルス戦の翌日から18打数10安打と好調を続けていますが「翔平と対戦してないからね。いや、打席での技術的なアプローチ、タイミングのとり方を少し変えたことで成果が出ていると思う。でも、まだ自分の思うところにはたどりついていない」と笑顔を見せていました。

カーディナルスは、このあと8日から、鈴木誠也選手が所属するカブスと、12日からは吉田正尚選手が所属するレッドソックスとそれぞれ3連戦で、ヌートバー選手は「誠也とはWBCの前や大会中によく話をしたので、初めて会うのは変な感じだが楽しみだ。マサもとても元気そうなので、会うのを楽しみにしている」と心待ちにしている様子でした。

鈴木誠也は代走で出場

カブスの鈴木誠也選手は本拠地シカゴで行われたマーリンズ戦で先発を外れ、延長10回、デッドボールを受けた選手の代走で出場しましたが、守備にはつかず、打席もありませんでした。

カブスは延長14回、4対5で敗れました。