大型連休 新幹線と空の便の下り 高速道路 あす混雑ピークか

新型コロナの感染対策が緩和される中で迎えた大型連休。行楽地やふるさとなどに向かう人たちの混雑は3日がピークとなる見込みで、新幹線や国内の空の便の下りでは満席が多くなっているほか、高速道路では40キロを超える激しい渋滞が予想されています。

【新幹線】

JR各社によりますと、新幹線の下りの混雑は3日がピークで、このうち
▽東海道新幹線は午前中に東京駅を出発する「のぞみ」や「ひかり」などの指定席が多くの列車で満席となっているほか、
▽東北新幹線や北陸新幹線なども日中は下りの指定席が満席の列車が多くなっているということです。

【航空】

また国内の空の便の下りも3日がピークで、全日空や日本航空によりますと、羽田空港や大阪空港から各地に向かう便は終日ほぼ満席だということです。

全日空ではすべての国内線を合わせた3日の予約は15万人余りで、1日当たりとしては感染拡大以降最多となっているということです。

航空各社は、荷物の預け入れや保安検査にふだんより時間がかかるとして早めに空港にくるよう呼びかけています。

【高速道路】

さらに、高速道路でも激しい渋滞が予想されていて、
▽東名高速道路で午前7時ごろ神奈川県の秦野中井インターチェンジ付近を先頭に45キロ、
▽中央自動車道で午前5時ごろ神奈川県の相模湖インターチェンジ付近を先頭に45キロ、
▽東北自動車道で午前9時ごろ埼玉県の羽生パーキングエリア付近を先頭に40キロ、
▽九州自動車道で午前10時ごろ佐賀県の鳥栖ジャンクション付近を先頭に40キロなどと見込まれています。

高速道路各社は、混雑する時間帯を避けるほか、渋滞時は車間距離をつめすぎず、必要以上の車線変更は控えるよう呼びかけています。