端午の節句を前に園児31人が銭湯で「しょうぶ湯」体験 徳島

5月5日の端午の節句を前に、徳島市の銭湯で園児がしょうぶ湯を体験しました。

徳島市の「わかくさ幼稚園」では園児の健やかな成長を願い、毎年端午の節句を前にしょうぶ湯につかる体験を行っています。

新型コロナの影響で中止が続いていましたが、ことしは4年ぶりに行われ、1日は5歳児クラスの園児31人が近くの銭湯を訪れました。

園児は先生にしょうぶの葉のかんむりをかぶせてもらったあと、洗い場に一列に並び「ゴシゴシ」という掛け声とともに隣の園児の背中をタオルで洗っていました。

体をきれいに洗った後、しょうぶの葉が浮かべられた湯にゆっくりと足からつかると「熱い」と話したり、香りを楽しんでいました。そして最後に湯船につかりながら「こいのぼり」の歌を元気いっぱいに歌いました。

しょうぶ湯を体験した園児は「しょうぶの葉は桃みたいな匂いがしました。こどもの日は家族と一緒に過ごしたいです」と話していました。

別の園児は「外のお風呂に入ったのは初めてで、友達と一緒で楽しかったです」と話していました。