バドミントン アジア選手権 女子ダブルス フクヒロペア 優勝

バドミントンのアジア選手権は30日、UAE=アラブ首長国連邦のドバイで各種目の決勝が行われ、女子ダブルスでは東京オリンピック代表の福島由紀選手と廣田彩花選手のペアが韓国のペアにストレート勝ちして5年ぶり2回目の優勝を果たしました。

ドバイで開かれたバドミントンのアジア選手権で女子ダブルスは30日、決勝が行われ、東京オリンピック代表で世界ランキング6位につけている福島選手と廣田選手の「フクヒロ」ペアが世界12位の韓国のペアと対戦しました。

第1ゲームは前半から廣田選手の粘り強いレシーブと福島選手の緩急で揺さぶる攻めが効果的に決まり中盤からは9連続ポイントを取って21対7と圧倒しました。

続く第2ゲームは序盤にリードを奪われましたが、粘り強い守備から相手のミスを誘うなど、10連続ポイントで21対14で取って、ストレート勝ちで5年ぶり2回目の優勝を果たしました。

フクヒロペアは、東京オリンピックの直前に廣田選手が右ひざに大けがをしてから国際大会では思うような結果を残せていませんでしたが、今大会での優勝で5月から始まるパリオリンピック出場をかけた選考レースに向けて復活を印象づけました。