スーダンから退避の日本人とその家族 29日到着の見通し

アフリカのスーダンから退避した日本人とその家族について、政府は、ジブチにいる退避者のうち、希望する人はチャーター機で日本に帰国することになり、29日到着するという見通しを明らかにしました。

スーダンの情勢悪化を受けて、これまでに自衛隊の輸送機やフランスなどの支援で日本人57人とその家族8人の合わせて65人が、周辺国のジブチやエチオピアなどに退避しています。

松野官房長官は記者会見で「ジブチに退避した在留邦人とその家族のうち、日本への帰国を希望される退避者については、政府の手配したチャーター機で帰国する方向で、あす日本に到着する予定だ」と明らかにしました。

また「現時点でスーダンから退避を希望する邦人は残っていないが、引き続き、ジブチ臨時事務所での対応を含め、日本政府として国内に在留する邦人の安全確保や必要な支援に全力を挙げて対応していく」と述べました。