埼玉県教委 わいせつ行為で教諭3人を懲戒免職

埼玉県教育委員会は、勤務していた特別支援学校の女子生徒にわいせつな行為をしたとして25歳の教諭を懲戒免職にするなど、26日付けで合わせて3人の教諭を懲戒免職にしました。

26日付けで懲戒免職になったのは、埼玉県内の特別支援学校や小学校に勤務する男の教諭3人です。

県教育委員会によりますと、西部地区の特別支援学校に勤務する25歳の教諭は、去年12月ごろから先月にかけて、担任をしていたクラスの知的障害のある女子生徒と複数回出かけて、車の中などでわいせつな行為をしたということです。

先月、巡回中の警察官に見つかったことから、教諭が校長に報告して明らかになりました。

県教育委員会はこの教諭を懲戒免職にしました。

調査に対し、教諭は「生徒に重い傷を負わせた。信用を損なう行為で深く反省している」と話しているということです。

また、県教育委員会は、去年9月から先月にかけて北部地区の小学校で複数の女子児童をくすぐって胸などを触ったとして30歳の教諭を懲戒免職にしたほか、先月、同じ学校に勤務する女性教諭の胸や腰を触るなどしたとして、西部地区の小学校の58歳の教頭を懲戒免職にしました。

県教育委員会の担当者は「被害にあわれた児童生徒や教職員、ご家族に多大な迷惑と心配をおかけし、誠に申し訳ない」と話していました。