神戸 ラーメン店 男性死亡 頭に拳銃で撃たれたようなあと

22日昼前、神戸市長田区のラーメン店で、店主と見られる男性が頭などから血を流して倒れているのが見つかり、その後、死亡しました。警察によりますと男性は暴力団員とみられ、頭には拳銃で撃たれたような傷あとがあったということで、殺人事件として捜査しています。

22日午前11時ごろ神戸市長田区東尻池町のラーメン店で、従業員の女性から「店主が血を流して倒れている」と消防に通報がありました。

消防が現場に駆けつけたところ、店内で50代の店主と見られる男性が頭などから血を流して倒れていて、病院に運ばれましたがまもなく死亡しました。警察によりますと、死亡した男性は暴力団員とみられるということです。

従業員が男性の指示で買い物に出かけて店に戻ってきたところ、ちゅう房で倒れているのを見つけたということで、当時、店に客はいなかったということです。

男性の頭には拳銃で撃たれたような傷あとがあったことなどから、警察は殺人事件として捜査しています。

現場は神戸市営地下鉄海岸線の苅藻駅から東におよそ100メートルにある、住宅や事業所が建ち並ぶ地域です。

近くの住民「男性は心臓マッサージが行われていた」

ラーメン店の近くに住む高齢の女性は「自宅にいたら外から救急車の音が聞こえたので、部屋の窓から店の方向を見ると、パトカーも数台来ていた。担架で運び出された男性は心臓マッサージが行われていて、従業員とみられる人も慌てた様子だったが、いったい何が起きたのか分からず、とても驚いた」と話していました。