米韓空軍 あすから大規模共同訓練 強固な同盟関係を確認へ
韓国国防省は、アメリカと韓国の空軍による大規模な共同訓練を17日から行うと発表し、北朝鮮が核・ミサイル開発に拍車をかける中、強固な同盟関係を確認するとしています。
韓国国防省によりますと、訓練は17日から今月28日までの日程で行われ、米韓両軍の航空機100機余りが参加するということです。
最新鋭ステルス戦闘機F35や空中給油機などが投入されることになっていて、韓国国防省は訓練が行われる南西部・クワンジュ(光州)の基地に14日、戦闘機などが次々と着陸する映像を公開しました。
北朝鮮が今月13日に弾道ミサイル1発を発射して、翌日に固体燃料式の新型ICBM=大陸間弾道ミサイルの発射実験だと発表した中、韓国軍は訓練を通じて強固な米韓同盟を確認するとしています。
一方、韓国軍は16日、北朝鮮の警備艇が朝鮮半島西側の黄海で国連軍が設定した海上の境界線を越えたため、警告射撃したと発表しました。
韓国軍は、北朝鮮の警備艇が中国漁船を追いかけて南下したとみていて、警告射撃後、警備艇は北朝鮮側に引き返したということです。
これに関連して、対応にあたっていた韓国軍の高速艇と、中国漁船が接触して、韓国側の乗員3人がけがをしたということです。