米機密文書流出問題 検察が21歳の州兵を訴追 去年末から投稿か

アメリカ政府の機密文書がインターネット上に流出した問題で、検察は、国防に関わる情報を不正に保持し、流出させた疑いなどで21歳の州兵の男を訴追しました。

裁判所に提出された書面によりますと、軍の基地でITを担当する州兵は、おととしから機密情報にアクセスする権限を持ち、去年12月ごろからインターネット上に機密情報の投稿を始めたとみられるとしています。

バイデン大統領は14日に声明を発表し「流出した文書が本物かどうかは調査中だが、軍や情報機関に対し機密情報の保護やアクセスへの制限についてさらに厳しくするよう指示した。安全保障の担当者は同盟国などと緊密に連携をとっている」と強調しました。