自衛隊ヘリ事故 ヘリコプターとみられるものが飛ぶ映像 直前に
宮古島を観光で訪れていた男性が6日に撮影した映像には、陸上自衛隊のヘリコプターが消息を絶つ前に、飛行経路に近い場所をヘリコプターとみられるものが飛んでいく様子が映っています。
撮影した男性によりますと、映像は、宮古島の北西部に位置する西平安名崎から、宮古島と池間島を結ぶ池間大橋の方向を撮影したもので、撮影時間は陸上自衛隊のヘリコプターがレーダーから消えた6日午後3時56分の4分前、午後3時52分となっています。
映像では、画面の右側からヘリコプターとみられるものが飛行してきて、消息を絶った自衛隊のヘリコプターの飛行経路と近い場所を池間大橋に沿って北西方向に飛んでいく様子が確認できます。
ヘリコプターとみられるものは同じ高度を一定の速度で飛行しているように見えます。
撮影した男性は観光で宮古島市を訪れていて「海を撮ろうと思い動画を撮影し、事故がニュースになっていたので、あとから確認するとヘリコプターが写っていました。当時は風が強くヘリコプターには気が付きませんでした」と話していました。