改正道路交通法の施行に伴い、1日から年齢を問わず、自転車に乗るすべての人を対象にヘルメットの着用が努力義務になりました。
これにあわせて新宿区の広場で開かれたイベントでは、警察官などが「自転車もヘルメットをかぶろう」と書かれたのぼりを立てたり、帽子のように見えるデザインが工夫されたヘルメットを紹介したりしていました。
自転車のヘルメット きょうから努力義務に すべての人対象
自転車の事故が全国で相次ぐ中、利用者の安全を守るため、4月1日から自転車に乗るすべての人を対象にヘルメットの着用が努力義務になりました。東京・新宿区では着用を呼びかけるイベントが開かれました。


イベントにはお笑いタレントのダンディ坂野さんも登場し、警察官からヘルメットの大切さを教わると、早速ヘルメットをかぶって自転車に乗り、集まった人たちに着用を呼びかけていました。
警察庁によりますと去年1年間に全国で起きた自転車乗車中の事故で死亡した339人のうち52%にあたる179人が頭に致命傷を負っていたということです。
その一方で、死亡した人とけがをした人のうち、ヘルメットの着用率は9.9%にとどまっていて、特に大人の世代の着用率の低さが課題となっています。
警視庁四谷警察署交通課の高際晃課長は「ヘルメットをかぶっていないと頭を打って亡くなる確率がとても高くなり危険です。子どもから大人まですべての人にヘルメットをかぶってほしいです」と話していました。
警察庁によりますと去年1年間に全国で起きた自転車乗車中の事故で死亡した339人のうち52%にあたる179人が頭に致命傷を負っていたということです。
その一方で、死亡した人とけがをした人のうち、ヘルメットの着用率は9.9%にとどまっていて、特に大人の世代の着用率の低さが課題となっています。
警視庁四谷警察署交通課の高際晃課長は「ヘルメットをかぶっていないと頭を打って亡くなる確率がとても高くなり危険です。子どもから大人まですべての人にヘルメットをかぶってほしいです」と話していました。
「ヘルメットがあると安心」

自転車に乗るすべての人を対象にヘルメットの着用が努力義務になったことについて東京都内で聞きました。
ヘルメットをかぶって自転車に乗っていた90歳の男性は「高齢なので転んだら危ないと言われたことがあったので、ヘルメットをかぶるようにしています。夜間に自転車に乗ることもあるので、ヘルメットがあると安心です」と話していました。
同じくヘルメットをかぶって自転車に乗っていた82歳の男性は「着用が努力義務化されるというニュースを見て、2か月ほど前からかぶるようになりました。自転車に乗っていると滑って転ぶ危険もあるのでヘルメットがあると安全だと思います」と話していました。
また、2歳の子どもを連れた50代の男性は「毎日、自転車で保育園に送り迎えをしていますが、私も子どももヘルメットをかぶるようにしています。以前、自転車に乗っていてトラックにぶつかってしまったことがありましたが、ヘルメットをかぶっていたので、けがはありませんでした。安全のためにヘルメットは必要だと思います」と話していました。
ヘルメットをかぶって自転車に乗っていた90歳の男性は「高齢なので転んだら危ないと言われたことがあったので、ヘルメットをかぶるようにしています。夜間に自転車に乗ることもあるので、ヘルメットがあると安心です」と話していました。
同じくヘルメットをかぶって自転車に乗っていた82歳の男性は「着用が努力義務化されるというニュースを見て、2か月ほど前からかぶるようになりました。自転車に乗っていると滑って転ぶ危険もあるのでヘルメットがあると安全だと思います」と話していました。
また、2歳の子どもを連れた50代の男性は「毎日、自転車で保育園に送り迎えをしていますが、私も子どももヘルメットをかぶるようにしています。以前、自転車に乗っていてトラックにぶつかってしまったことがありましたが、ヘルメットをかぶっていたので、けがはありませんでした。安全のためにヘルメットは必要だと思います」と話していました。
