日米高官 岸田首相のウクライナ訪問踏まえ “緊密連携で対応”

ロシアの軍事侵攻などをめぐり、日米両政府の高官が27日夜、電話協議を行い、岸田総理大臣のウクライナ訪問の情報を共有したうえで、今後もG7=主要7か国をはじめ国際社会と緊密に連携して対応していくことで一致しました。

秋葉国家安全保障局長は日本時間の27日夜、アメリカのホワイトハウスで安全保障を担当するサリバン大統領補佐官と、電話でおよそ40分間協議しました。

この中で秋葉局長は先週、岸田総理大臣がウクライナを訪問し、ゼレンスキー大統領に日本の連帯の意思や支援策を伝えたことを説明したのに対し、サリバン大統領補佐官は歓迎の意を示しました。

そして両氏は、今後もG7をはじめ国際社会と緊密に連携して対応していくことで一致しました。

また、北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイル発射も含め、インド太平洋地域の最新情勢についても意見を交わし、日米同盟の抑止力と対処力を強化するために協力していくことも確認しました。